ABOUT
“nouvelleRobe Oūの大切なこだわり”
nouvelleRobe Oū=ヌーベルローブオウは、
“足にも環境にもやさしい靴”
をコンセプトに立ち上げた、バレエシューズブランド。
履き心地の良い靴作りはもちろんのこと、
環境に配慮したサステナブルな仕様をめざし、製作しています。
靴の構造・素材に始まり、製造環境、輸送方法に至るまで、
わたしたちの足のこと、地球環境のことを考えながら作り上げた私たちの自信作を
是非お手に取って、お試しください。
1.靴の作りへのこだわり…ノンストレスな履き心地
わたしたちが一番こだわったのは、究極の履き心地の良さ。
やわらかく、且つ軽く、足にぴたりと吸い付く様な、ノンストレスで履けるバレーシューズを目指しました。
柔らかく足にフィットする作り―ボロネーゼ製法
足にフィットする靴を実現するため、私たちが一番こだわったのは、「ボロネーゼ製法」という技術。
ボロネーゼ製法とは、イタリア・ボローニャ地方で生みだされた、伝統的な靴の製法の事をいいます。
通常、靴の中には硬い”中底”と呼ばれるものが入りますが、この製法の場合はその代わりに柔らかい生地を用い、それを上部を包むアッパーと袋状になる様縫い付けます。
そうすると、袋状になった靴全体が足を優しく包み込み、且つ底が柔らかい為屈曲性がアップし、足にフィットした履きやすい構造となります。
非常に手間のかかる製法ではありますが、最高の履き心地をお届けするため、一足一足、根気よく丁寧に縫い上げています。
足裏を支えるスポンジ
nouvelleRobe Oūは、中敷きに高反発のクッション、その下にも中底の代わりとなる高反発の厚いクッション材を使用しています。
そして内踏まずには、踏まずを支えるアーチパッドも搭載。
そのため、足裏をやさしく包み込みながら支え、地面からの衝撃も吸収してくれる仕組みとなっています。
靴を履くことによって生じる、足の様々な痛みや疲れを和らげる作りを目指しました。
素足のような軽さ
柔らかい履き心地と共に目指したのは、”素足のように軽い靴”。
靴の重さも、足の疲れ・痛みの原因につながります。
重く硬い中底を使用しない事と共に、底材も軽量で柔らかい素材を採用しました。
Made in Japanの品質
nouvelleRobe Oūは、長年日本で靴を作り続けた老舗メーカーと共に、”100%made in Japan” で靴を作っています。
細部に至るまでクオリティを追求し、長年の経験により培った技術で作られた、日本のベテラン職人の方々による最高の靴をお届けします。
また、日本国内で作りお届けする為、輸送にかかる環境負荷の軽減にもつながります。
2.サステナブルへの取り組み
美しく豊かな地球環境を少しでも残し、サステナブルな社会をめざすため、
私たちnouvelleRobe Oūも出来る事から持続可能な選択をしていきたいと考えました。
使用する素材に始まり、製造・輸送の観点からも環境負荷の少ない方法を取り入れ、
サステナブルな靴づくりを実現していきたいと考えています。
- 環境に配慮し、作られた素材の使用
- LWG認定レザー
- nouvelleRobe Oūのバレエシューズは、レザーを使っているものが多数です。
もともと、皮革製品で使われる革は食肉の副産物としてのもので、使用しなければ廃棄されるため、そのままでも十分サステナブルなものです。
ただ、通常の革を作る過程では、様々な地球環境や労働環境への負荷があります。
それをクリアするため、近年、世界基準で環境へ配慮した革作りが行われており、その基準により作られた革は「LWG認定レザー」と呼ばれ世界各国で使われています。
nouvelleRobe Oūでは、その「LWG認定レザー」をメインのアッパー材として使用しています。 - ノンクロムレザー
- 人体や環境に有害な、クロムという薬品を使わずに作られた革があり、それを「ノンクロムレザー」と言います。
人工的な薬品の代わりに植物タンニンで鞣した革です。
独特な綺麗な白い発色が特徴で、パステルカラーを表現するのに最適なレザーです。 - オーガニックコットン
- 足に触れる裏部分には、全てオーガニックコットンを使用しました。
肌に直接触れる部分は、なるべく体にやさしいものにしたいとの思いからです。
勿論表材にもオーガニックコットンの生地を使ったものもあります。 - リサイクルファブリック
- リサイクルポリエステルやリサイクルウールなど、再生素材を使った生地も多く使用しています。
- 環境にやさしい中敷き材
- 中敷きには、国産ホタテの貝殻100%の抗菌剤を配合した生地を使用しています。
環境に配慮された方法で作られ体への悪影響も少なく、何より足当たりが滑らかで心地の良い素材です。
- ストックレザーの使用
革製品を作る中では、革屋さんやメーカーさんに少し革が余ってしまう事もあります。
そうした少量の革は使い辛い為中々無くならず、最悪の場合ゴミになってしまう事もあります。
そんな行き場のなかった革を使用し、無駄やゴミを無くして行く事も、サステナブルにつながると考え、積極的にアッパー材として使用しています。
そんなストックレザーには、掘り出し物のカワイイ素材が多々隠れている為、それを見つけ出すのも楽しみの一つです。 - 製作過程の配慮
製作過程でも、なるべく体や環境に影響のないようにしたいとの思いから、製作時に使うノリ剤も、人体に影響の少ないものを選んでいます。 - 輸送時の環境負荷の軽減
私たちは、全ての商品を日本の工場で作り、それを日本国内でご提供しています。
そのことにより、海外がからむ輸送に比べ、大幅に環境への負荷は軽くなります。
また、靴箱を必要最小限のサイズにすることで、輸送量自体も減らせるようにしています。